ダイビングには、様々なルールがありますが、
皆さんは守っていますか?
ハンドサイン(ハンドシグナル)や浮上時の安全停止、
緊急時の対応などは知っていても、
水中マナーはおろそかになっているかもしれません。
今回は、私が思う水中でのマナーを解説したいと思います。
1.海中のものを持ち帰らない
海中を漂うゴミは別として、
貝や魚を持ち帰ってはいけません。
生態系に影響を与えてしまうだけでなく、
日本では漁業権を侵害することにもなります。
2.海中生物に触れない
イソギンチャクやヒトデなども、
手袋をしているからとむやみに触らないようにしましょう。
特にサンゴなどのデリケートな生き物は、
フィンをぶつけるだけでも大惨事になってしまうことがあります。
3.撮影の邪魔をしない
岩場などで固定撮影をしているグループがいたら、
対象物から離れるまで、待ちましょう。
不用意に近づいて、砂を巻き上げるなどの
迷惑行為をしてはいけません。
4.バディとのアイコンタクトを忘れない
初心者は、特に忘れてしまいがちな行為です。
ガイドさんを追いかけることも大切ですが、
バディがどこにいるかの確認も行っておきましょう。
楽しいダイビングとなるように、
まずは自分ができることから心がけてみましょう。