コロナによる行動制限が解除されたのは、
2023年5月8日のことでした。
制限解除によって開放的になった一方で、
インフルエンザやマイコプラズマ肺炎など、
様々な感染症の蔓延がニュースで取り上げられてきました。
プールは塩素消毒などにより、ウイルスの発生は低いとされていますが、
海は大自然のものなので、ウイルスは身近な存在でもあります。
そのため、私自身、出かけるのを躊躇してしまっていました。
しかし、あれからもう1年半近く。
いつまでも、貝の中に閉じこもっているわけにはいきません。
そこで、どうせなら少し冒険してみようと思い、
関東圏から出ることにしました。
実は、前々から目星をつけていたポイントがあるのです。
それは、本州最南端の碑がある和歌山県串本町です。
伊豆でいえば、IOP(伊豆海洋公園)のような、
串本海中公園があります。
ポイントは、ビーチ、ボート内湾、ボート外洋など計17か所。
ボートと比べると嫌煙されがちなビーチですが、
ここでは、クシハダミドリイシという
テーブルサンゴの群生を見ることができます。
また、黒潮が当たる海域でもあるため、
熱帯と温帯の生物を同時に見ることもできるのです。
長期滞在して、味わい尽くしたい海です。