ダイビングをしている方ならとても気になるバリ島沖の事故。
日本人7名の内5名が救助されましたが亡くなった方も確認され、残る一人の捜索が続けられています。
事故の状況は天候の急変により視界が悪く、船と合流ポイントであうことが出来なかったことにあります。エントリー時に天候が良くとも急に悪くなってしまうことはよくあることですが、合流時に警笛を鳴らしても気づいてもらえなかったといいます。
海の天候変化はよくありがちですが、この事故の経験を分かち合い今後の対応の参考にしたいものですね。
遭難している最中、真夜中の海を漂流しどのように精神を保っていたのでしょうか。
数日間の遭難中、どのように体力を維持し続けながら体温の維持・飲み水の確保していたのでしょうか。
当初は浅瀬側に避難しようとしたそうですが、潮流の関係で困難をさとり、途中から体力を温存する方向へ転換したそうです。
パニックを起こす方もおらず、皆が離れない様にひもで結ぶなどの工夫をしていたそうです。途中救援を呼ぶために別れて二手に分かれてしまうことになりましたが、方向と現在地はインストラクターは把握していたそうです。
雨が降った時に水をためて水分を確保したそうです。
また、体力を温存するためにつかまることのできた岩礁があったことも大きな点でしょう。
早く残りの1名も見つかることを祈っています。