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ダイビングで危険生物発見

海にダイビングをする方が多くなる季節。夏は暑いですから、やっぱり海で癒されたくなりますよね。

でも、海も厳しい自然がありますから、癒されてばかりでもいられません。 森の中で危険生物がいるように、海にも危険生物が沢山います。 ダイビングに行くならば、まず、危険生物を勉強しておきたいものですね。 きれいな魚や貝が、猛毒を持っている場合もありますから、最低限の知識をもっておきたいところですね。

友人は海外の有名ダイビングスポットに行ったときに、初めに教わった危険生物を発見したそうです。でも、きれいな生き物だと思って、すっかり危険だと教わったことが頭から抜けてしまったとか。目の前にいると、一瞬真っ白になってしまって、思わず手を出してしまったそうです。 そして、一緒にいた人が危険だと引き留めている間に、その危険生物は逃げて行ったそうです。 危険だってことは勉強してもすぐに入ってくるものではないんですね。 海から上がった時に、インストラクターの方にものすごく怒られてしまったそうです。 それはそうですよね。もしかしたら死ぬ可能性も大きかったわけですから、笑って済む問題ではありません。

たとえば、ウエットスーツを着ているから、毒には刺されないと思っている方は特に注意。鋭い牙や棘がスーツを貫通してしまうことはよくある話。 危険生物を目の前にして、手を出してよく無事だったなぁって思います。 折角美しい海に癒されるダイビングをするんですから、最後まで癒されるようにしたいですね。

ダイビング中の津波体験

最近また津波がありましたね。
チリ津波です。
地球の裏側にある地域から、津波としてみることができるようになるには時間がありましたから、退避する時間は充分あったと思いますが、もし、ダイビング中に津波にあってしまったらどうなるか恐ろしいものがありますね。

ダイビング中に津波にあった人のコメントがニュースにありますから少し紹介しましょう。

インドネシア・スマトラ島での体験です。
とある初心者ダイバーの話だと、何かおかしいとかんじたときには、小魚が自分の下にきてまるで隠れ場所を探すかのようだったといいます。そして激しい流れが押し寄せ、岩にしがみついても流されたといいます。
強烈な流れに押し流されたと思えば13mほどの深みに吸いこまれ、次には浅場に吹き上げられ、水平感覚をうしなったそうです。透明だった海は砂が巻き上げられて濁り、普段とは異なっていたといいます。

ダイバーは水中でタンク利用している場合、水深が急激に変化すると肺や鼓膜が破裂してしまう可能性があるといいます。

他の体験談では、まるで洗濯機に入ったような感覚だったという話です。
泳ごうとしてもできず、ただ流されているだけ。
タンクも外れて呼吸をしようともがいていた。
いつの間にかけがをしていた、頭から血を流していた、など、水中で自由に動けず、
津波が治まるまで待つしかないという様子です。

津波にあってから島にかえると、島の周りにはゴミが浮かび、家が何軒も沈められ、死体がそこかしこに残っていたといいます。

津波の最中に海に入るのは大変危険だということがわかります。

ダイビングでの事故

ダイビングをしている方ならとても気になるバリ島沖の事故。
日本人7名の内5名が救助されましたが亡くなった方も確認され、残る一人の捜索が続けられています。

事故の状況は天候の急変により視界が悪く、船と合流ポイントであうことが出来なかったことにあります。エントリー時に天候が良くとも急に悪くなってしまうことはよくあることですが、合流時に警笛を鳴らしても気づいてもらえなかったといいます。

海の天候変化はよくありがちですが、この事故の経験を分かち合い今後の対応の参考にしたいものですね。

遭難している最中、真夜中の海を漂流しどのように精神を保っていたのでしょうか。
数日間の遭難中、どのように体力を維持し続けながら体温の維持・飲み水の確保していたのでしょうか。

当初は浅瀬側に避難しようとしたそうですが、潮流の関係で困難をさとり、途中から体力を温存する方向へ転換したそうです。
パニックを起こす方もおらず、皆が離れない様にひもで結ぶなどの工夫をしていたそうです。途中救援を呼ぶために別れて二手に分かれてしまうことになりましたが、方向と現在地はインストラクターは把握していたそうです。

雨が降った時に水をためて水分を確保したそうです。
また、体力を温存するためにつかまることのできた岩礁があったことも大きな点でしょう。

早く残りの1名も見つかることを祈っています。

ダイビングで気付かなかった危険生物

とある海外でダイビングに行った方のお話。
普段の良いでいるのは東京から近いエリアなのだそうですが、連休などのまとまった休みを利用して海外のダイビングスポットに出かけたのだそうです。
何度もダイビングしている経験者なのでちょっと油断していたのでしょう。
何と、事前に危険生物だと説明してもらっていた生き物を発見したのですが、すっかり頭から抜け落ちて、触ろうとしてしまったそうです。

この危険生物は強い毒を持っており、うっかり刺されてしまったら死んでしまう可能性が高いものでした。
運よく、彼女が触ろうとしたら逃げてしまったので、触ることはなかったそうですが、万が一のことが起こっていたかもしれません。

ダイビングスポットにはそれぞれ危険生物は異なってきます。
日本ならば日本の、南国ならば南国の危険生物がいるわけです。ついつい忘れてしまってはじめてみる海の生き物に興奮していたら、トラブルに見舞われていることもあるかもしえれませんから重要なことです。

ダイビングは出来るだけ安全に行われるように組んでいますが、それでもなにがあるのか分からないのが海です。美しい海と残酷な海は表裏一体なのだということを忘れずにいたいですね。
どちらの海になるかは自分自身の知識や行動が大きくかわかってきます。
トラブルなく楽しいダイビングになるように海の行動をしていきたいですね。

ダイビングスーツを選んでみよう

ダイビングではウエットスーツやウエットスーツがが邪魔に感じるという人もいるかもしれません。
しかし、実はスーツは海の中で安全に過ごすためにもとても重要なもの。
是非なぜダイビングスーツを着るのか理解して来て見て欲しいですね。

まずは耐久性。
海の中には魚もいますしいわもごろごろ。
ちょっと触っただけでも、表面はザラザラしていますからケガする可能性が高いのです。
ウエットスーツを着ていることで、ちょっとしたケガなら回避することが可能です。
しかし、中にはウエットスーツだけでは耐えることができない場合も。
とげが鋭い魚や毒を持っているような魚介類にはウエットスーツの上からも刺されてしまうことがあるので耐久性が高いといえども過信は禁物です。

また、スーツの種類や生地の厚さで保温性変わってきます。
場合によっては冬の海にももぐれるウエットスーツもあれば、南の島でもおすすめのスーツもあります。
寒がりや暑がりの場合感じ方はそれぞれですが、自分の感じ方にあわせて丁度良いダイビングスーツを選ぶといいでしょう。
ダイビングスーツは身体にぴったりとフィットしていることが重要です。
自分の潜る場面と好みの種類を把握して、自分にサイズがあったスーツを選びましょう。

最後に、身体を保護する耐久性や保温性だけでなく、浮力がダイビングスーツにかかります。ダイビングの際にはそれも忘れないようにしたいものですね。

亜熱帯化と毒性生物

首都圏ではゲリラ豪雨が今年は凄いですね。
雲の合間から雨が降っている様子が本のすぐ隣のビルから見えるという状態でした。
突然の雨に振られてしまい、店内で雨宿りする人も。すぐに雲が移動して晴れ間が見えてくるのですが、道路が川のように水浸しになることも。

何と去年のゲリラ豪雨は3倍ほどの量だったというのです。
近年では、日本は熱帯化する傾向が目に見えてきたと言えるかもしれません。

ダイビングをしていると、この熱帯かはさらに身近なものになってきます。
亜熱帯の毒を持つ行きものが北上していっているからです。

例えば小さくて色鮮やかな毒性のあるヒョウモンダコ。体長は10cmほどなのですが、猛毒を持っており、神経麻痺、呼吸困難等の症状におちいり、重篤な状態になると死にいたることも。

またおにだるまオコゼも危険です。岩の色と同色に変化するので気付かないことも。
とげは鋭く靴も貫き、命にかかわる猛毒ですのでご注意ください

ダイビングをする方は必ずダイビングする地域の来県生物情報はチェックしておくことにしましょう。
また、よく知らないせいぶつについては触らないで安全対策をしっかりと行いましょう。

ダイビングシーズン前にライセンスをとろう

夏はダイビングで楽しみたい!
という方は夏を前にダイビングライセンスをとるのがおすすめです。

水の中は地上とは全く異なる世界です。
そして、危険も沢山あり、知っておかなければならない常識も地上とは変わってくるのです。
ダイビングを充分に堪能したいと思うなら、事前にダイビングライセンスをとってダイビングの方法を理解し、自分の安全に備えましょう。

ダイビングのライセンスと言えばCカードです。
Cカードとはレジャーダイビング認定カードのことで、世界各地で広く認知されているダイビングの認定証と言うべきものです。

PADI-パディ・NAUI-ナウイ・SSI‐エス・エス・アイ・NASDS‐エヌ・エー・エス・ディー・エスの4つの指導団体により認定されているカードで、日本ではダイバーの8割がこのカードをり持っていると言われています。

もちろん、Cカードが無くても各ダイビング団体で一定の技能を保持していることを認定している団体はありますから、ダイビングの季節の前までに基本は出来るようにしておきたいものですね。

夏にはじめるダイビングの季節、ゆっくりと楽しむためには事前の努力も必要です。
安全で楽しいダイビングにするためにも、ダイビングをもっと覚えておきたいですね。