今更ではありますが、
ダイバーと潜水士の違いについて
説明できますか?
わかりやすいところでいうと、
潜るために必要なライセンスの種類が違います。
ダイバーのライセンスは、
NAUIやPADIなどの民間団体より発行されます。
潜水士は、国が認定を行うため国家資格となります。
どちらも規定では水深40mまでの潜水が可能となっていますが、
特殊救難隊に限り、2015年(平成27年)11月より
水深60mまで潜水作業可能範囲が拡大されました。
スクーバダイビングのライセンスを取ることは簡単で、
夏が近くなると、「Cカードを無料で取得」といった
広告をよく見るようになります。
実際、必要な知識を学ぶ座学とプール実習を行えば、
現地実習を兼ねて海に潜ることができます。
一方で潜水士の場合は、
毎年1月、4月、7月、10月に試験が実施されており、
18歳以上であれば誰でも受けられます。
潜水士試験は筆記のみですが、
受験者のほとんどは警察学校や、
海上保安学校の生徒なのだそうです。
なお、合格率は80%といわれているのですが、
一般の人がいきなり試験を受けても
合格できないと思います。
履歴書に記載できる資格であることも、
Cカードライセンスと大きく違う点です。