四季折々美しい景色を見せてくれる、海
私たちはダイビングを通じて海から
リラクゼーションの恩恵を受けています
しかし、一部の心もとない人間が海にゴミを捨てることによって、
悲劇が起こっています
それは、海で暮らす多くの生き物の死です
人間が海にゴミを捨てると、
そのゴミを誤って食べてしまう動物がいます
ゴミの誤飲や誤食によって、
毎年数え切れないほどの動物が死んでいるのです
特にウミガメや、空中からエサを狙う水鳥が
被害に遭うことが多いです
また、ゴミが体に絡まって自由を奪われることで、
息絶える動物もいます
リング状のプラスチックごみが口にはまってしまい、
エサが食べられずに死んでしまうアザラシ
ビニールゴミが首に絡まってしまい、
息ができなくなったオットセイ
毎年悲惨な最期を迎える動物がたくさんいるのです
死んでいく動物が多いと生態系のバランスが崩れ、
海は美しい景色を維持できなくなってしまいます
結局、海を汚すと私たち人間も困るのです
ダイバーは免許取得の際に、徹底的に海の尊さを頭に叩き込みますが、
海を汚す人間がいるのもまた事実です
そんな身勝手な人間を少しでも減らして美しい海を守っていけるよう、
知識のある私たちダイバーが率先して海を綺麗にするべきではないでしょうか