ダイビングを行う上で、知っておいたほうが良い
ダイビング用語というものがあります。
しかし、一度耳にしたことはあるものの、
状況によっては使うことのない言葉もあります。
ダイビング用語の多くは、
Cカード取得時の座学授業の中で学びます。
プールや海洋実習中にも用語を使うので、
実はこの時が一番、ダイビング用語に触れるのではないかと思います。
このダイビング用語、長くダイビングを続けていると、
サービス(チーム)内でのみ通用する言い方に
変わってしまうものがあります。
その代表格といえるのが、「アセント」です。
私が当時よく利用していたサービス内では、
単に「浮上」と言っていました。
アセントという言葉そのものが浮上のことなので、
間違いではないのですが、
教科書に使われている言葉のまま使うことはない
ということかもしれません。
ちなみに、
ダイブマスターコース、アシスタントインストラクター、
インストラクター開発コース、プロコースで使用される
インストラクターマニュアル内には
「コントロールされた緊急スイミングアセント」
として掲載されており、必須スキルとなっています。
問題のないダイビングでは安全な浮上も、
問題が起こると危険になるのです。