「春濁り」って、知ってますか?

ライセンスを取得するのに

最適な季節としては夏がお勧めですが、

ダイビングは、オールシーズン楽しめるマリンアクティビティです。

 

ダイビングを長く続けている方は、

周知のことと思いますが、海中にも四季があります。

 

水温と外気温の差が少ない夏は、

ダイビングだけでなく、サーフィンや海水浴にも最適な季節です。

 

反対に、冬は外気温がぐっと下がりますが、

海中の透明度は高くなります。

 

海藻が少なくなることで岩場が露出し、

生き物の観察にももってこいの季節となります。

 

熱海では、冬季限定のダイビングスポットが解禁されたり、

水温の低い時期にしか見られない生き物が

見られるようになったりするのも特徴です。

 

春になると、水温の上昇に比例して、

プランクトンが大量発生します。

 

これが、「春濁り」の正体です。

 

視界が1メートルになることもある

春濁りの最中でも、

ダイビングを楽しむポイントはあります。

 

それは、春に誕生した、魚の幼魚たちを観察すること!

 

当然のことですが、

幼魚と成魚を一度に見られる季節は、春だけです。

 

イカなど産卵床がわかりやすい生き物もいるので、

時間があれば、

ふ化の瞬間を待ってみるのも良いかもしれません。

 

防寒対策をしっかり行ったうえで、楽しみましょう!

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